INTERVIEW

お母さんの不安に寄り添い、
笑顔で退所ができるよう
支援を実践しています。

南さくら園・母子支援員/2021年入職

Ai Okamoto

岡本 藍

仕事の内容を教えてください

母子支援員として、私ができること

母子支援員として、南さくら園に入所するお母さんをサポートをしています。日中の時間帯は主に窓口業務を担当し、お母さんが抱える子育ての悩みや生活での困りごとをお伺いしたり、通院されている方がいれば一緒に病院へ同行したり、関連する役所に足を運んだりしています。
また、各関係機関への提出書類の作成が難しいことが多く、不明点があれば作成のお手伝いをすることもあります。夜の時間帯は入所中の方と面談をしたり、浴室などの共有スペースで親子にお声がけをしたり、自ら寄り添いながら、臨機応変に母子の生活を支援しています。

仕事の内容を教えてください

みおつくし福祉会に入職を決めたきっかけは?

自身の経験が導いた、母子支援の道

母子家庭で育った私は、長年生きづらさを感じながら生きてきました。その理由を知るために大学で学びを深めたいと考え、福祉系の大学に進学しました。そこで出会った先生が、長年福祉業界に携われた方で、沢山のお話を聞かせて頂きました。次第に「母子家庭を支えられる仕事がしたい」という考えが芽生え、就職活動で様々な施設を見学した中、南さくら園に出会います。
当時対応してくださった園長はとても気さくで話しやすい方でした。ジョークをよく言う面白い方だったのですが、支援に対する強い想いを聞いた際には大きな熱量を感じ「この場所で働きたい」と心が決まりました。園長や南さくら園に出会えて本当に良かったと思っています。

仕事をするうえで大切にしていることは?

チームワークで実現する母子支援

想像以上に大変なこともありますが、その分大きなやりがいを感じています。施設に入所してきたお母さんの中には、不安な気持ちで来られる方が多くいます。初めは泣きながら来られた方も、2、3年後には「先生、ありがとう」と笑顔で退所される姿を見ると「この園で支援ができて本当に良かった」と実感します。皆さんにそう思っていただけるように、入所するお母さんが本当に困っている部分を見つけていきながら、園全体での支援を目指しています。
南さくら園のチームワークはとても良く、職員同士も助け合いの精神があります。真剣な対話が必要な場合にはもちろんしっかり話し合いますし、休憩時などにはプライベートの話をして、オン・オフを切り分けながら、日々を過ごしています。

仕事をするうえで大切にしていることは?

成長を感じていることは?

自分自身が成長を実感できるキャリアアップ体制

入職1年目は、まさに右も左もわからない状況でした。そもそも社会人として、基本的な部分で至らない点が多くあったように思います。電話応対や来客対応など、先輩方に1から教わりました。面談の機会では、入所者に何から聞けばよいのか、質問事項さえわからない状況でしたが、少しずつ習得しながら対応ができるようになっていきました。2年目からは面談を1人で担当することになり、事前に聞く内容をメモしておくなど、事前準備の上で取り組めています。
南さくら園ではキャリアアップをしていく過程で、初級、中級、上級などステップが可視化されていて、職員の成長過程を管理職の方がチェックしてくれています。達成したチェック項目が目に見えて増えいくのは嬉しいですし、モチベーションに繋がっています。

成長を感じていることは?

成長を支えた要因は?

先輩からのサポートによる心強い安心感

先輩方にはよく気にかけていただき「大丈夫?」と声かけをしてもらっています。しんどい状況や大変なことに自分自身が気づいていなくても、周りが気にかけてくださるので安心して仕事に取り組めています。
また、入所者さんが求める支援を提供するのが私たちの仕事なので、まずは希望をしっかりと把握したうえでの適切なサポートを目指しています。私が先輩に支えてもらっているように、私も新たな環境で不安を抱く利用者さんに対して、積極的に声かけの機会を作るよう心がけています。

仕事とプライベートのバランスはどう取っていますか?

オン・オフの切り替えで休日はリフレッシュ

オン・オフはしっかり分けるようにしています。仕事が終わって、通勤で電車に乗り換えるタイミングでスイッチを切り替えています。休日は自宅でゲームをしたり、録画したテレビを見ながらゆっくり過ごしたり、あとはテーマパークが大好きなので、年パスを使って友人と一緒に叫んだりはしゃいだりして過ごしています。テーマパークは早出の仕事終わりに行くほど大好きです。あとは、大好きなアーティストの推し活にも夢中です。チケットが当たればライブに行って休日を満喫しています。

仕事とプライベートのバランスはどう取っていますか?

入職を考えている方へのメッセージ

仕事選びは焦らずじっくりと

「将来の仕事、どうしようかな……」と悩む時期があると思いますが、たくさん悩んでいいと思います。たくさん調べて、実際に足を運び、納得のいく職場に出会えたら、きっと成功だと思います。周りの友人たちが決まっていくと焦ることもありますが、ゆっくり見極めてみてください。私も職場が決まったのは1月でした。それでもこれだけやりがいの感じられる仕事に取り組めているので、焦らなくて本当に良かったと思います。人と関わることが好きな方は、ぜひ一緒に働きましょう。

スケジュール

ある日のスケジュール

  • 10:00

    出勤

    お母さんの様子などを記した日誌を確認し前日の様子などを把握します。職員同士で直接情報共有することもあります。

  • 必要に応じた様々な支援

    随時、市役所や病院に行くお母さんに同行し手続きなどの支援したり、お母さんの相談を聞いたり、面談を行ったりしています。

  • 12:00

    休憩

    45分間、休憩室で昼食をとるなどして休憩します。

  • 12:45

    引継ぎ会議

    当日出勤している全職員で行う会議が毎日あります。お母さんや子どもの様子、連絡事項、予定などを共有しています。

  • 必要に応じた様々な支援

    午前中と同様に随時必要な支援を行います。他には、買い物やお部屋の掃除を手伝ったり、履歴書作成の支援を行ったりすることもあります。

  • 事務作業

    お母さんへの直接支援の他にも、行事などのポスター制作や掲示、資料作成、関係機関との連絡調整などの業務も随時行っています。

  • 17:00

    お声がけ

    お仕事から帰られたお母さんにお声がけをします。お母さんから相談を頂ける場合もあるので、その場でお聞きしたり、個室で面談を行ったりすることもあります。

  • 18:15

    退勤

    退勤までに、当日の日誌作成と遅番の職員へ引継ぎを行います。

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