リアン東さくら園・少年指導員・2019年中途入職
瀧井春香TAKII HARUKA
私は大学時代、心理学を学んでいました。子ども心理を中心に学んでいたので、それを活かしたいと思い、今の職種を選びました。子どもの福祉に関わる仕事を探していた際に、リアン東さくら園を見学で訪れました。その時に緊急室を見せてもらったのですが、そこには洋服や寝具等、宿泊が出来る用意一式が揃えられていました。「お母さんたちに何かあった際、着の身着のまま来られる場所」という説明を聞き、衝撃を受けたのです。大変な境遇におられる方の存在を助けたいという気持ちから、私もその一員として働きたいと強く思いました。実は、今の職場で働く前は民間企業の販売職として就職をしました。
そこで3年間働き、リアン東さくら園に必ず帰ってこようと決めていました。というのも、子どもたちが将来就職活動で悩んだ時に、私の経験を話すことで彼、彼女たちに貢献出来るかもしれないと考えたからです。まだそのような機会は訪れていませんが、ゆくゆくは頼りになれば良いなと思っています。
リアン東さくら園では、少年指導員として、学童保育の仕事を知っています。部署は学童職員です。施設の受付でお母さんと面談等のやり取りをしたり、お母さんとお話をする中で相談を受けたりもしています。
また、施設に入られている子どもたちが学校から帰ってきた後に、子どもたちと遊んだり、勉強を一緒にしたり、お世話をさせていただいています。学校に行っていない子どももいるので、そんな時は登校支援も行なっています。
お母さん・子どもたちにとっては、ここは生活の場所です。悩んでいることがあればその気持ちに応えたいですし、私自身も成長をさせていただいているので、とてもやりがいを感じる仕事です。
生きづらさを抱えて過ごしている子どもたちは少なくありません。その子たちが退所をしても楽しくたくましく生きていけるようなサポートが出来る職員になりたいと思っています。私が今まで経験してきたことや悩んできたこと、そしてそれを乗り越えてきたエピソードが、子どもたちにとって希望になれば嬉しく思いますし、お母さん方が相談していただいた時には、お母さんの気持ちと一緒の目線に立って考えていきたいです。
この仕事は、社会の役に立つ仕事です。自分がその一員であることに誇りを持ち、子どもたちが自立して生活をしていけるサポートに努めたいです。