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INTERVIEW/私たちを知る
我々の仕事は、
日本にとって無くては
ならないもの。

淀川寮・更生施設 指導員・2011年入職
柏原一樹KASHIHARA KAZUKI

ダミー

本当に困っている人にこそ、手をさしのべるべき。

私は就職活動をしている時、金融機関に勤めようと考えていました。大学は経済学部で、「福祉経済学」というゼミに所属していました。そのゼミの先生に相談をしたことがきっかけで、生活保護施設という分野を知ったんです。元々、人が掲げる夢や目標をサポートしたい、人の役に立ちたいという思いがあり、金融機関だとそれを叶えられるんじゃないかと考えていました。しかし、就職活動をしていく中で、金融機関での仕事と自分の思いがかけ離れていることに気付き、先生に相談をしたんです。
そこで先生から「本当に困っている人にこそ、手をさしのべるべきやろ、そういう仕事が福祉なんだ。お前は、経済を上から見ている。下から見上げることで世の中の事が分かる。」と言われ、ショックを受けました。その言葉がすごく衝撃的で、まさに自分がやりたかったことは福祉の中にあるかもしれない、と気付きました。そんな時、当施設のことを教えてもらい、まずは臨時職員として大学4回生の終わり頃からここで働き始めました。

ダミー

我々の仕事は、日本にとって無くてはならないもの。

実際に働いてみると、想像以上に困っている人がいて、入職当初は目の当たりにする現実にショックなことも多々ありました。働いている中で、自分を本当に必要としてくれる方との出会いがあり、人の人生に携われているんだということをすごく実感しましたし、同時に責任も感じるようになりました。その方にとって自分たちの支援が生きるか死ぬかといった局面の大事な存在なんだと改めて感じた瞬間でした。更生施設というのは、全国的に見ても数が多くありません。まさに当施設がしていることが、全国にも発信出来ることになります。大阪府下ですと、更生施設は当施設だけです。社会的にはそれ程必要とされていないのかもしれませんが、必ずニーズがあります。行き場の無い方たちのセーフティネットとして、我々の存在は無くてはならないものです。自分たちの活動や存在を、もっと打ち出していくべきだと思っています。

ダミー

向上心を忘れず、
もっと発信していきたい。

私が仕事をする上で心がけていることは、向上心を持つということです。常に向上心を忘れずに、有言実行していくこと。それをテーマにいつも自分の目標を立てています。利用者さんにとって、自分たちは無くてはならない存在。だからこそ、もっと勉強しないといけないなと思いますし、そこで得たことは、発信していくべきだと考えています。これからの目標として、更生施設ってどんなところで何をしているのかというのを全国的に伝えていけたら、と思っています。そういった意味で、論文を書いたり研究発表会に参加したり、いくつか取り組んでいることもあります。日本では、福祉に関する考え方など、あまり広まっていないのが現実で、むしろ偏見も少なくありません。現状をもっと知ってもらう為に、発信していきたいです。ハウジングファーストという方針を昨今よく耳にしますが、当施設のような役割は国にとって無くてはならない場所ですし、今後必ず認知が必要になります。そこに自分がもっと関わることが出来れば、と思っています。